危険もへったくれもありませんな^^;

【回答】まず《歯とかぎ爪》の効果がスタックにのる。
次に《ゴルガリの女王、サヴラ》の能力が3つ(黒、緑、緑)
誘発し効果がスタックにのる(プレイヤーの任意順)。
《炎樹族のシャーマン》の能力は誘発しない。

【詳細】まずこの問題のポイントは2つある。
1つめは「領域変更誘発」ということ。
《ゴルガリの女王、サヴラ》の能力には「生贄に捧げたとき」という、
領域を変更する条件”領域変更誘発”が含まれる。
そのためCR410の
>410.10d 1つ以上のパーマネントが場を離れたときに誘発する能
>力や、プレイヤーが1つ以上のパーマネントのコントロールを失
>ったときに誘発する能力は、イベント後にはその能力を持った
>パーマネントが既にないため、特別に扱わなくてはならない。
>誘発するものを決定するために、ゲームの「過去の状態を知
>る」必要がある。1つ以上のパーマネントが場を離れる、あるいは
>1つ以上のパーマネントがコントロールしている人物を変えるイ
>ベントのたびに、そのイベントの直前に場にあったすべてのパ
>ーマネント(およびその時点で存在したすべての継続的効果)
>は、今場を離れたものや今コントロールを変えたものにあっ
>た、場を離れた時の誘発イベントをチェックする。墓地を離れ
>たときに誘発する能力についても、公開領域から非公開の領域
>に移動する可能性があるので、同じルールを適用する。
よって直前の状態を参照するため、誘発する。

2つめは「能力のプレイ」。
《炎樹族のシャーマン》の能力の誘発のタイミングである。
まず《炎樹族のシャーマン》は先の”領域変更誘発”ではない。
そして、能力のプレイは以下の順に行われる。(以下CRより一部抜粋)
409.1a プレイの宣言
409.1b モード、連繋、コスト支払い方法の決定
409.1c 対象の数の決定と対象そのものの選択
409.1d 特殊コストによる対象の増加に伴う対象の決定
409.1e 対象に対する影響(ダメージ分配等)の決定
409.1f 総コストの固定
409.1g 総コストにマナの支払いが必要なら、その機会を得る。
409.1h 全てのコストを任意の順で支払う
409.1i ”プレイされた”ことになる
つまり、《歯とかぎ爪》で《炎樹族のシャーマン》を
生贄に捧げる時点では、能力は”プレイされていない”。
よって誘発しない。

長くなりましたが、まだおかしな点がありましたら訂正いたします。

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