今回は100番代の後半戦です。それでは、ひあうぃーごー!

(答1)
いずれの場合もブロックできない。理由は103.2を参照。

 103. マジックの黄金律

103.2. あるルールまたは効果によって何かを「できる」とされている時に、他の効果によって同じことが「できない」とされていた場合、「できない」という効果が優先される。例えば、「このターンに、あなたは土地を1枚追加でプレイしてよい」という効果があり、他方では「このターン、あなたは土地 カードをプレイすることはできない」という効果があった場合、土地のプレイを禁止する効果のほうが優先される。オブジェクトに能力を与える効果とオブジェクトから能力を失わせる効果の相関については、このルールは適用されない。rule 407〔能力の追加・除去〕参照。
可能と禁止は禁止が優先

103.3. カードの記述が不可能な行動を求めていた場合、それは無視される。
場にエンチャントがない状態で《雲を追うケストレル/Cloudchaser Kestrel(TSP)》が出ても対象が取れないので無視される。

103.4. 複数のプレイヤーが同時に何らかの選択を行なったり行動を取ったりする場合、アクティブ・プレイヤー(そのターンのプレイヤー)が必要な選択をすべて行ない、そのあとでターン進行順に他のプレイヤーが必要な選択を行なっていく。選択の終わった後、同時に行動が起こる。このルールは「アクティブ・プレイヤー・非アクティブ・プレイヤー順ルール」(またはAPNAP順ルール)と呼ばれる。
《悪疫/Pox(ICE)》や《小悪疫/Smallpox(TSP)》なんかで同時に選択を迫られる場合、このルールが適用される。

 104. 数とシンボル

104.1b ほとんどの場合、マジックにおいては正の数(訳注:0も含む)だけを用いる。負の数を選んだり、負の値のダメージを与えたり、ライフを得たりすることはできない。クリーチャーのパワーなど、ゲーム中に値として負の数が存在することはありうる。計算や比較の結果、効果に負の値を用いる必要がある場合、そのまま負の値を用いる。そのような計算の結果が負の数になった場合、その効果がクリーチャーのパワーやタフネスを変更したりある値に定めたり、プレイヤーのライフ総量をある値にしたりするものでない限り、0として扱う。
計算途中では負の値を取りうる。1/1のクリーチャーに-2/+0、+3/+3の修整を加えたときのパワーは1-2+3で2であり、途中の1-2=-1を0とするわけではない。《不死の標/Beacon of Immortality(10E)》を《白金の天使/Platinum Angel(10E)》が出て、ライフが0未満のときにプレイしたら?って問題が有名。

今回の宿題は最近構築戦でよく見られるシーンから。

(問2)
 対戦相手のターン。戦闘開始ステップで対戦相手は
《樹上の村/Treetop Village(10E)》の能力を起動してクリーチャーにした。
そこでそれを対象に《絡め取る罠/Entangling Trap(LRW)》をプレイし解決。
その際の激突には勝利した。
さて、次の対戦相手のアンタップステップにこの《樹上の村》はアンタップされるか?

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